それでは、ニッチなキーワードを選定する方法を解説していきます。
Step2の段階で僕は、
・抽象的なキーワード:就活
・連想キーワード:詰んだ、出遅れた、終わらない、失敗
という各種キーワードを取得しました。
しかし、抽象的なキーワード+連想キーワードだけでは、
まだまだライバルが多いので、
今回はさらに第2連想キーワードを取得していきます。
この第2連想キーワードを含めた、
「抽象的なキーワード+連想キーワード+第2連想キーワード」
という形がニッチなキーワードになるのです。
ニッチなキーワードを取得するには、
1、キーワード取得ツールで第2連想キーワードを取得
2、キーワードプランナーで取得した第2連想キーワードを絞り込む
3、上位表示できるキーワードであるか確認する
という流れ。
では、実際にやっていきましょう。
今回は解説の例として、
「就活 失敗」の第2連想キーワードを取得していきます。
1、キーワード取得ツールで第2連想キーワードを取得
第2連想キーワードを取得する方法は非常に簡単です。
その方法は、
関連キーワード取得ツール
というサイトを利用という方法。
下記のリンクから、
関連キーワード取得ツールのサイトへアクセスできます。
http://www.related-keywords.com/
アクセスをすると、
下の画像のような画面に切り替わります。

使い方は、
①検索キーワードの入力欄に「抽象的なキーワード+連想キーワード」の形で入力
②取得開始をクリック
実際に、「就活 失敗」で入力して、
第2連想キーワードを取得してみます。

検索をかけると、
「就活 失敗 〇〇」という形で、
実際に検索されている第2連想キーワードが表示されます。
ここで、上の画像の赤枠のような、
「全キーワードリスト(重複除去)」という欄があるので、
それを全てコピーしてください。
これで、第2連想キーワードを取得できました。
次に行うのは、
取得した第2連想キーワードの検索ボリュームを調べます。
2、キーワードプランナーで取得した第2連想キーワードを絞り込む
「全キーワードリスト(重複除去)」の欄を全てコピーしたら、
キーワードプランナーを開いてください。

キーワードプランナーを開きましたら、
①「キーワードの入力」の欄に取得した第2連想キーワードを
全て貼り付けてください。
②キーワードの貼り付けが終わったら、
「検索ボリュームを取得」をクリックしてください。

ここで注目したいのが、
月間平均検索ボリュームです。
月間平均検索ボリュームとは、
1ヵ月間にどれだけアクセスされるかという数値。
例えば、月間平均検索ボリュームの値が、
1000~1万の場合、
そのキーワードは1ヵ月に
1000~1万回検索されているということ。
「競合性」というのは、
このキーワードであなたのブログを広告に出した時に
ライバルとなるブログが多いかどうかという数値です。
競合性が「低」or「中」なら狙い目。
月間平均検索ボリューム1000~1万
⇒アクセス数としては理想だが、
既に多くのライバルがそのキーワードで記事を書いているため、
上位表示は狙えない。
月間平均検索ボリューム100~1000
⇒検索ボリュームとしてもそれなりにあり、
ニッチなキーワードである可能性が高い(ライバル次第)。
非常に狙い目のキーワード。
月間平均検索ボリューム10~100
⇒検索ボリュームとしては、やや少ないので、
集客記事としてはあまり向いていない。
ただ、4語のキーワードで10~100の検索ボリュームが
ある場合は狙う価値はあります。
(例:就活+失敗+文系+どうなる)
検索ボリュームというのは、
検索するキーワードの数が多いほど
検索ボリュームは低くなっていきます。
4語以上で10~100の検索ボリュームがあるということは
それだけ濃い客層を狙うことができるということ。
月間平均検索ボリューム -
この検索ボリュームは検索されていないということなので、
そのキーワードで記事を書いても意味がありません。
ということで、まずは、
・月間平均検索ボリュームが100~1000
・競合性が低か中
の2つの条件を満たしているキーワードを
ワードやエクセル、テキストなどにリストアップしてください。

このようにリストアップをしたら、
今度はライバルの記事をチェックします。
なぜ、チェックをするのかと言いますと、
本当にニッチなキーワードであるかどうかを調べるためです。
3、上位表示できるキーワードであるか確認する
それでは、リストアップしたキーワードを
1つ1つ調べていきます。
調べ方は簡単です。
Googleで調べたいキーワードを入力。
今回は、「就活+失敗+談」というキーワードが
本当にニッチなのか調べたいと思います。

まず最初に注目して欲しいのは、検索ヒット数です。
今回のキーワードでは、164,000件のヒット数でした。
これはかなり狙い目です。
検索ヒット数は500,000件以下なら
上位表示が可能であると言えます。
次に注目するのは、上位表示されている記事のタイトルです。
1ページ目に表示された記事のタイトルを全てに目を通してください。
上の画像だと、
・「挫折経験は?」失敗談をアピールポイントにするES、面接の解答例…
というような記事のタイトルがありますが、
就活というキーワードがありません。
これは、そもそも「就活 失敗 談」というキーワードで
狙っていないことを意味しています。
つまり、「就活 失敗 談」と狙わなくても上位表示ができるということ。
⇒逆に狙って記事を書けば上位表示できるということ。
もし、調べたいキーワードがタイトルに入っていない記事が
上位表示されていたらかなり狙い目です。
最後に上位表示されている記事にアクセスし、
記事の質を調べてください。

この記事の文字数は2244文字でした。
めちゃくちゃ記事の質としては薄っぺらいです。

この記事の文字数は3857文字。
一通り、1ページ目に表示されている記事をみましたが、
大体2000字~3000字でした。
自分の記事を上位表示させるには、
他の記事より、質のいい記事を作る必要があります。
つまり、「就活 失敗 談」というキーワードで
記事を上位表示させたいなら5000字程度の記事で
おそらく上位表示させることができるということ。
たまに検索ヒット数が600,000~800,000件でも、
上位表示されている記事の質が低いときには、
上位表示させることができます。

一通り、目を通しましたが、
ニッチなキーワードは、
・就活 失敗 談
・就活 失敗 末路
・就活 失敗 理系 院生
・就活 失敗 フリーター
というキーワードで記事を書けば上位表示を狙えそうです。
このようにニッチなキーワードを選定していき、
そのキーワードで記事を書けば集客記事が出来上がります。
「就活 失敗」という抽象的なキーワード+連想キーワードで
4つのニッチなキーワードを取得することができました。
僕が取得した抽象的なキーワード+連想キーワードは他にも、
・就活 詰んだ
・就活 出遅れた
・就活 終わらない
があります。
これをまた、
第2連想キーワードの取得
⇓
第2連想キーワードの検索ボリュームを調べて絞り込む
⇓
絞り込んだキーワードのライバルチェック
のサイクルを行うことで、
新たなニッチなキーワードを取得することができるのです。
1つの抽象的なキーワードから、
多くのニッチなキーワードが取得できるのが予測できますね。
これで、集客記事のネタを貯めておきましょう。
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